今日はお義母さんの内科の通院の日で有給を取って付き添い。年に5日だけ介護休暇あるがとうてい足りない。わかってない会社だ。
内科では血糖値も血圧も合格ラインで先生も上機嫌。お買い物をして施設に戻ったら館長さんが待っていた。
「実は内部監査が入って入浴の時間に洗濯ができなくなり掃除の枠に行うことになりましたのでお義母さんにご説明をお願いします」ときた。
そのまま伝えても心配するだろうな。 だがこんなとき、父親の介護歴7年半の経験を持つベテランの私は慌てない。難しい言葉は省けばいいのだ。
「なんか仕組みが変わって掃除のときに洗濯するってさー 」とさらりと説明。それでもお義母さんは心配顔。「なんだかややこしいねぇ」と最後はしぶしぶ納得した。
お年寄りというのは、何か少しでも変更があるとひどく動揺する。だから決めたことは何があっても変えてはいけないのだ。これが7年半の介護で学んだことだ。
施設の人たちの毎日の苦労は計り知れないと改めて感じる。体力的ではなく、精神的にだ。
お義母さんたちが、不安なく快適に過ごしているのも、施設の職員の方たちの影の努力のおかげなのだろう。介護職の皆様に感謝します。