私が中日ドラゴンズを本格的に応援するようになったのは、荒木・井端(アライバ)の二遊間コンビのプレーを見てからだ。
それまでは地元の球団だからなんとなく応援してはいたが、あるとき息子とナゴヤドームに中日の試合を見に行き、アライバの見事なダブルプレーに魅了されたのである。
難しいゴロを補給する動作、無駄のない送球。そんな二人の連携プレーにドームの満員のファンが沸き立ち滝のような拍手を贈る。
内野の1つのプレーでこんなに盛り上がるんだとびっくり。
それ以来、落合監督率いるドラゴンズの本当のファンになり、その後も応援し続けている。
応援団に入れていただくほどではないが、年に数回はドームに観戦に行き、それ以外の試合もすべてテレビ・ラジオ・アプリでフォローしている。
ドラファンのサイトも覗き、最新情報や負けたときのボヤキを共有している。
ドラゴンズがあの頃の輝きを失って久しいが、こういう趣味があるのは衰えた体の細胞の活性化に役立っているような気がする。
(余談だが2020年までは「嵐」のファンクラブにも入っていた。それはまた後日・・)
一日24時間しかないが、仕事・買い物・家事・ときどき介護、と目が回る。そりゃ充血もするわな。このところ年度替わりでExcelの見過ぎが続いたし。
それでも家に帰り、ニンジンの皮をむきながら、キッチンのテレビでドラゴンズの試合を見る。美味しい料理ができたら、泡の飲み物でプハーとして岡林のヒットを待つ。これだわ。これでいっきに回復する。
自分の人生を楽しくするのも自分だし、つまらなくするのも自分なのだ。幸福感とまではいかなくても、スカっとする日々でありたい。