じたばた-JITABATA-

27年勤めた会社からの脱出は成功するのか。じたばたしながら新しい自分を見出したい。

魔法のアムール・デュ・ショコラ

毎年必ず2人の男にチョコを渡していたが、今年は「無いよ」と宣言。

 

2人とは息子と旦那である。ただしかし15日に惣菜屋のばんちゃんの特製ザッハトルテが届くのでそれがバレンタインね、と言ってあるから無いわけではないのだが。

 

名古屋の風物詩に高島屋の「アムール・デュ・ショコラ」という大イベントがある。

2024 アムール・デュ・ショコラ ~ショコラ大好き!~ | ジェイアール名古屋タカシマヤ (jr-takashimaya.co.jp)

バレンタインデーに向けて、おしゃれで美味しい高級チョコレートを買いに来る女性たちで平日もごった返す。名古屋が1年で1番盛り上がる時かもしれない。

 

2023年の売上げは34億円に達したという。今年はどうなのだろう。購入する人はほとんど自分用に買っていくらしい。確かにその気持ちはわかる。チョコレートは自分へのご褒美なのだろう。

 

10年以上前、今は東京にいる娘がアルバイトで参加したことがあり、働いている姿を見に行った。

 

昔から真面目で勤勉な子だったが、誰よりもテキパキ動いていた。周りを見ると人々は、両手にいっぱいチョコの袋を抱えている。魔法にかかったように買っているのだ。

 

しかし我が家には娘が持ってきた試食のチョコの余りが冷凍室に溢れていたので、この日は何も買わずに帰って来た。

 

本当に毎日のように残ったチョコがもらえるようで、箱が潰れたという理由だけで売り物にならない木箱の生チョコまであった。


しかも夢のように美味しいそのチョコレートを、家族はタダで心行くまで味わったのである。

5th Avenue Chocolatiere オフィシャルサイト – 一度食べたら忘れられない大人のトラッフル。ファーストクラスで出される極上デザートをお楽しみください。

忘れもしないここのチョコレートだった。アメリカってすごい!と感心したのを憶えている。

 

そしてこのチョコレートの値段の中に、試食やロスの分も入っているのだと、それにも感心した。

 

それ以降私は1度もアムール・ド・ショコラに足を踏み入れてはいない。

娘のおかげで魔法にかからずに済んだのである。

 

 

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