ひょっとしたら私のこのコロナ後に続いている咳も脳の誤作動かもしれない。
もうすでに治っているのに脳がまだ治ってないと勘違いして咳を引き起こしている気がする。
なぜなら何か他のことに気を取られていると、その間ほとんど咳が出ないからだ。
この3連休は咳が出るので外出は控え、ずっと家でAmazon Primeの映画を観ていた。その2時間ほとんど咳が出ない。この調子で脳に咳を忘れさせるのだ。
有名・無名の映画を3日間で4~5本鑑賞。その間本当に不思議に咳が出ない。
また、咳と自律神経も大きく関係があるとわかってきた。副交感神経が動き出す夕方に咳が出るためだ。
咳との戦い方がわかってきたところで、ふと映画についても気になることがあった。映画館で観た「ナイトメア・アリー」を改めて観返すと、素晴らしくいい作品だった。
なぜ映画館で観たときにすこしがっかりしたのだろう。それはおそらく予告編のせいだ。素晴らしく技ありの編集で作られた大がかりな予告編は、時に本編の良さをぶち壊しにすることがある。
作品そのものが違うように思えてくるのだ。だから、私は予告編はなるべく観ないようにしている。それでも繰り返し流されたあの「ナイトメア・アリー」の予告編は、観ないようにすることができなかったのだ。
また、「ナイル殺人事件」も鑑賞。これもスクリーンで観ていた。その日は疲れていたのだろう。軽いミステリーがとても心地よかった。豪華な客船がナイル川を航行するシーンを見るだけで癒された。
ところがそれをテレビという小さい窓からもう一度観てみると、あまりぱっとしないということに気づく。
私はもう一つ映画ブログもやっているが、
ナイトメア・アリー/映画のあらすじと感想/ギレルモ・デル・トロ監督らしさはあるものの | あのとき見逃した映画は名作だったかもしれない (hanasumiko-movie.work)
ナイル殺人事件/映画のあらすじと感想/いろんな意味で上質なミステリー | あのとき見逃した映画は名作だったかもしれない (hanasumiko-movie.work)
「ナイル殺人事件」は褒めたたえ、「ナイトメア・アリー」はこき下ろしている。
これも一種の脳の誤作動に違いない。人の考えとはかくも拙いものだ。