それには友達とランチの約束をするといいと思う。というのは2つの効果があるから。ランチに行く楽しみと弁当を作らなくていい楽しみ。
これによって月曜日の朝の「会社行きたくない」的な憂鬱は減る。それでも基本的に行きたくないけど、
朝起きた瞬間、あっ今日はお弁当作らなくていいんだと頭によぎる。すると羽のように軽くベッドから抜け出せる。(気がする)
自分の単純さにあきれるが、まあ人はだれでも似たり寄ったりだろう。
さてその本日のランチはミスド。会社が田舎にある上に昼休みが45分なので行けるところがここしかない。桜のドーナツとえびグラタンパイ、紅茶をチョイス。友達は担々麵を汗をかいて食べていた。
滞在時間は10分ぐらい。それでも会社の外に出ると気分がリフレッシュする。強い風の中、ゴーグルとマスクして、ハーハー走って、あほみたいだけど楽しかった。
食べることって大切だ。あたりまえだけど。誰かと食べるのも楽しいし、一人で食べるのもいい。
ちょうどいま読んでいる本、千早茜の「さんかく」は食事がテーマになっていて深い。食と性のやすらぎを天秤にかけるようなテーマ。だがどう読んでも料理の描写が勝っている。
若い時には愛情に料理が勝つなんて思いもしないけど、今はこの物語の言わんとすることがヒシヒシわかる。
月曜日に憂鬱になりそうだったら、もしくは火曜も水曜もそうだったら、助けになるのは食べものだとまじめに思っている。
好きなお菓子とか、気に入ったお弁当のおかずとか。そんなんでいいのだ。人間てそれくらいの単純な生き物だ。
今日も帰りにお菓子を買って帰ろう。